こんばんは、渡辺です。
ビジネスを始める時に大事なのが計画です。
計画を立ててビジネスをしていますか?
僕は計画を立てるなんていう習慣がなかったので、せどりを初めた時に無計画で進めてしまい、大変苦労しました。
今は必ず計画を立てるようにしています。
あなたは計画を立てていますか?
ではまず、なぜ計画を立てる必要があるのかと言うと、自分のイメージしたことしか実現できないから。です。
例えば、イケアでテーブルを購入するとします。イケアの家具は基本的に自分で組み立てる必要があります。
そして、基本的には組み立ての説明書があり、それのとおりに組み立てることで、テーブルが完成しますよね?
でも、その説明書がなければ自分の想像で組み立てていかなければなりません。このネジは何?この板はどこに使うもの?どう組み立てたら完成するのか?がイメージできないと組み立てるのが難しいですよね?
もしかしたら、テーブルくらいだったら部品も少ないし、説明書が少なくても、なんとか組み立てることは出来るかもしれません。
でも、これが家だったらどうでしょうか?
木材もたくさんあり、部品もたくさんあり、工程もすごい量の工程です。
もうお手上げですよね?ビジネスも同じです。完成したい図があり、それに対して、どう作っていくか?という計画があるから、コツコツと作ることが出来、実現したい形を作り上げることが出来るのです。
せどりで言うと、50万円稼ぎたい!となったら、利益率10%で回すとしたら、売上500万円です。
売上の内訳は
10% 利益
10% 手数料
80% 仕入れ金額
となります。そうすると、仕入れ金額は利益の8倍の金額が必要なことになります。つまり、
50万円 x 8 = 400万円
です。ということは仕入れ資金が400万円無いと、50万円の利益というのは達成不可能ということになります。
なので、よし、仕入れるスキルさえ身につければ稼げるぜ!と思い、仕入れ資金が200万ほどで専業になろうと思っても、目標は達成出来ないのです。(僕です(泣))
なので、まずはいつまでにいくら稼ぎたいのか?
という計画をせどりをする場合には考えておく必要があります。では、どういう順に決めていく必要があるのか?確認していきます。
半年後にどうなっていたいか?を決めよう
これは僕の理念にもなっている、
「新しい未来を生きる。そのためにはどうなりたいかを決めよう」
というところにも繋がってきます。
まず冒頭に書いたように、自分がどうなりたいのか?の完成図を決めていきます。
例えば、色々やりたいことがありますよね?僕で言うと、最近ではICLをやりたいと思っています。ICLは目にコンタクトレンズを埋め込んで、視力回復させる医療です。
例えば、ICLの費用を一月で稼げるようになるくらいの利益を出したい、他にも旅行など行くには月に50万円くらいあると、やりたいことが達成できる。
という未来のなりたい像を描いたとします。そうなると、半年後に50万の月利が目標となります。
つまり、
6ヶ月後に 50万円
そこから逆算していくと、
5ヶ月後 40万円
4ヶ月後 30万円
・
・
初月 10万円
のような目標金額を立てることが出来るようになります。
ここで大事なのは、今の自分以上、絶対に無理な未来の自分未満、に目標を置くことです。
どういうことかと言うと、50万円ほしいけど、今の自分の力的に無理だろうな、半年後に行けて30万円かな。とか、
タワマン住みたい。月に500万くらいあれば余裕かな。とか、
前者というのは、今の自分がそのまま半年後を迎えている前提になっています。半年経って成長していない前提なので、そういう考えで計画を立てると30万円も無理でしょう。現在稼いでない人が成長無しで30万円はかなり難しいでしょう。
逆に後者というのは今の自分とかけ離れ過ぎです。東大に入るためにめちゃくちゃ努力しまくった経験がある。会社員としても全国トップクラスの能力がある、とかでない一般の人はゼロから一気に月利500万というのは目標がかけ離れすぎていて、自分の予想の成長ペースと実際の成長ペースの間に乖離が出来、やっぱり自分には無理なんだ、と潰れてしまいます。
なので、自分が成長をする前提で、このくらいになっていたい、と実現可能なレベルの目標設定が丁度いいです。
具体的にどう達成するのか?を決める
目標が決まったら、次にどう目標を達成するかを決めていく必要があります。
まずは達成条件です。せどりで言うと、最初にも確認したように、売上50万円、利益率10%であれば仕入れ資金は400万無いとそもそも達成不可能になります。
では半年後までに400万円の資金を用意するとして、その過程を確認していきます。
例えば、カードを作った時にだいたいカード枠が50万円として、現在200万円の枠しか無いとします。
そうなると、あと4枚のカードが必要になります。では月に2枚ずつ作っていけば来月には必要資金が足りる、という試算になります。
もし足りなかった場合はその次の月にまた2枚、と作っていけばこの予定であれば半年後までに資金が足りそうですよね。
そして、あとは大まかな自分の成長具合を確認しましょう。
成長具合に関しては資金と違い、数値化が難しいので、確実にこのくらい、という形には行きませんが、ある程度このくらいになっておきたい、という予測は立てておきましょう。
6ヶ月目 外注化が進んでおり、自分でリサーチ、仕入れだけすれば良い状況を作っておく
5ヶ月目 外注さんに商品の仕入れリストを作ってもらい、仕入れの幅を広げていく
4ヶ月目 発送の外注さんをお願いし、発送を手離れさせる
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のような形です。このどのようにというのは自分の成長度合いに応じて変わっていきますので、定期的に見直した保が良いです。あくまでも現時点での計画なので、計画が変わることなんてよくあります。
いちばんいけないのは、自分の理想がなく、ただ漠然と作業する。これが一番良くありません。
ある程度の完成図を予測しておかないと、最初に家具の組み立ての例で出したように、結局最終的にどうしたいのかが無いため、うまくテーブルを作ることが出来ない(うまくビジネスが回らない)という結果になってしまいます。
まとめ
正しい方法でやれば結果が出やすいせどりですが、せどりはビジネスなので、自分がなぜ稼ぐ必要があるのか?どうなりたいのか?をきちんと明確にしておかないと、うまく行かなかったり、稼げたとしても、
ずーっとどこに向かっているのかがわからず、最終的には疲れて果ててしまいます。
自分がどうなりたいのか?そのためにどうしていくのか?を確認していくことで、自分なりの最短の道を切り開いていくことが出来ます。
もし、もう始めてるけどまだ計画なんて立てたことなかった。。と言う場合は1度時間をきちんと取って確認してみてください。
そうすることで、なんとなくやっていたせどりが、こういう方向に向かっていて、そのためには今はこれをしなければならないんだ、と本当にやるべきことが見えてくると思います。
僕のオススメはカフェや、旅館に泊まるなど、集中できる環境に行き、しっかりと時間を取り計画を作り込むことです。
今後の未来を決めることなので、片手間でうるさい空間なんかで決めるべきではないと思っています。
ぜひ自分の未来をしっかりと考え、実現するための道筋を決めていきましょう。
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