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高単価の商品、低単価の商品、どっちがいいの?それぞれの特徴は?

こんばんは、渡辺です。

物を売るときに高額な商品と価格が低い商品があります。

どちらがいいの?

と考えたことありませんか?

どこからを高単価というかも難しいですが、販路や仕入元によってこの定義は変わってくると思います。

一般的に言えば10万円以上するようなものが高単価に入ると思います。
Amazonで言うと10000円未満の商品が売れやすいので、10000円以上のものは高単価と言っていいと思います。

転売商品であればすでに世間に価値が認知されたものを扱うので10000円以上のものでも売れやすいでしょう。

なので、仕入元にもよるというのはそういう部分です。

この記事ではAmazonで自分の商品を扱うとして、高単価の基準を10000円以上としていきます。

低単価、高単価を扱うかどうかは3つの基準で決めていくべきです。

  • 返品率はどうか?
  • 精神衛生的に耐えられるか?
  • 作業量が自分の負担にならないか?


では1つずつ見ていきます。

返品率はどうか?

Amazonでは30日間なら返品が自由にできます。

「購入から30日なら返品ができる」

からです。

販売価格10万円、利益1万円
販売価格1000円、利益100円

の2商品があった場合、

10万円の商品を販売したとき、この例の場合、おそらく仕入れは8万円ほどです。
つまり、1個売ればいいのですが、返品になった場合、一旦8万円の赤字です。

1000円の商品の場合、おそらく仕入れは700円ほどです。
1個返品になったとしても700円の赤字です。

一発の利益も大きいですが、一発の返品のダメージも大きいのが高単価です。

仕入元によりますが、メーカーや卸からの仕入れなら
返品ができると思いますが、小売店から仕入れたものだと
返品できないことが多いと思います。

そうなると、その商品はメルカリやヤフオクなどで
販売をしなければならなくなります。

そのため、返品率が高い場合、高単価商品を扱うのはかなりリスクが高いです。

そもそも返品率は低くしなければなりませんが、返品がどのくらいあるかは注意しましょう。

精神衛生的に耐えられるか?

やはり売れやすさで言うと、高単価商品のほうが売れづらいです。
それに対して低単価商品のほうが売れやすいです。

いくつかの商品ラインナップがあり、その中に高単価商品があるなら
他の商品が安定的に売れてくれていれば安心はできるでしょう。

でも、高単価商品しか無いと、なかなか売れないので、
売れない日が続いて数日に1回売れる。
というような形になるかもしれません。

そうなると、けっこう精神衛生上良くはありません。

売上0の日が続いたりすると、

「支払い大丈夫かな?」
「一生売れないのでは・・・?」

と、不安が不安を増幅させて、
ずっとそのことばかり考えてしまいます。

低単価のほうが売れやすいため、
毎日安定的に売上が上がる低単価のほうが
精神的には売れているという安心感があります。

そういったところも扱う価格帯で気にしたいところです。

作業量が自分の負担にならないか?

物販では扱う価格帯によって作業量が大きく変わってきます。

販売価格10万円、利益1万円
販売価格1000円、利益100円

この2商品で1万円の利益を出すためにはどれだけ売ったらいいか?

というと、上の商品は1個。下の商品は100個売ると1万円の利益になります。

だとしたら10万円の商品を1つ売ったらいいじゃん!

ということになります。なので、高単価を売ったほうが作業量はかなり少なく済みます。

ですが、販路がAmazonだった場合、発送はAmazonがやってくれるので、
低単価商品でも作業量はあまり気にする必要なはないかなと思います。

Amazonに納品にする時間に関しても
納品代行会社を利用するとおそらく複数の人数で
納品作業を進めてくれると思うので、
自分1人でやるよりも圧倒的に早く終わるはずです。

という風に作業の流れとしては、こういったサービスを利用できるとしたら
作業量の多い少ないというのはあまり関係なくなってきます。

こういうサービスを利用できないとすると
全て人部で発送しなければならないので、
自分で稼働しなければならず、忙しさに謀殺されるため、
なるべく高単価のものを扱っていくべきでしょう。

ということを踏まえ、

  • 返品率はどうか?
  • 精神衛生的に耐えられるか?
  • 作業量が自分の負担にならないか?

という点を踏まえて、扱う価格帯は決めていくべきです。

始めは返品リスクもあるので、低単価の商品を扱っていき、
利益が出始めたら今後高単価も扱っていくべきか?

を考えたほうがよりリスク少なく物販を続けていくことができます。

ぜひこういった観点で高単価なのか、低単価なのかを考えてみてください。

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