こんばんは、渡辺です。
あっという間に12月ですね。12月は色々と動いているのでかなり忙しい。。
年末くらいはゆっくり出来るよう今のうちに全力で終わらせたいと思います。。
さて、ここ最近クラファンの発信に力を入れているわけですが、クラファンって終わった後の展開も色々あります。
今日はそんなクラファン終了後の展開についてお伝えしていきます。
クラファン終了後の展開は大きく分けて4つあります。
- 一般販売
- 卸し
- おかわり
- 取り扱い終了
の4つになります。それぞれを詳しく見ていきましょう!
一般販売
クラファンはテストマーケティングや先行発売という位置づけになるので、先行販売を経て、一般販売。
と言った形になり、正式に日本で流通させる段階になります。
ですが、クラファンで仮によく売れたとしても、一般販売で売れるかどうかは微妙な所になります。
クラファンを見ている人というのは割と先進的な商品に興味がある人です。
下記で言うと、イノベーターやアーリーアダプターと言った層です。
上の図は市場の商品の普及の割合をグラフで表したものです。良い商品だからすぐ広まるかと言うとそうではありません。
iPhoneだって、いまでこそ皆んな持っていますが、最初は革新的なものが好きな人が手にしていましたが、ほとんどの方はそこまで価値を見出しておらず、しばらくは大半の人がガラケーを使っていました。上でいうとiPhoneはレイトマジョリティまで広まってきたイメージですかね。
この例のように、良い商品だから一般販売で売れるとは限りません。どちらかというと一般販売で売れるのは検索キーワードの需要があるものになります。
先行販売は各クラファンサイトで目立つ位置やタグ検索などで検索することが出来ますが、一般販売となると各プラットフォームや自社サイトで展開する際に、基本的なお客さんの流入は検索キーワードになります。
そのため、クランファンで売れたとしても、一般販売でのキーワード需要がないと難しい可能性があります。
革新的すぎる商品ではないか?キーワードの需要がある商品か?などを考えて一般販売するかどうかを決めましょう。
卸し販売
これも一般販売になりますが、どちらかというと、他人に売ってもらう方法になります。
クラファンをしていると、商品の取り扱いをさせてくれませんか?という連絡が来ることがあります。
その場合、その小売店ないし卸会社に商品を卸販売することになります。
例えば一般販売で¥10,000で販売予定の商品であれば、¥7,000とか¥6,000で商品をその会社に販売をします。そして、卸した会社に¥10,000で販売をしてもらいます。
もちろん自分で¥10,000で販売したほうが利益は多くなります。
ですが、会社によってはまとめて購入してくれます。
¥7,000で10個発注します。など、といった形で、注文が来れば、例えばメーカーからの仕入れ価格が¥5,000なら
¥2,000 x 10個 = ¥20,000
の利益となります。ただメーカーに商品を発注して横流しするだけで利益が上がるので、販売効率は良くなります。
これは取引希望の連絡があるか、連絡があっても実際に商品の発注があるかは別なので、必ず出来るわけではありませんが、卸ことが出来れば販路も広がって売りやすくなるのは間違いありません。
おかわり
おかわりとは、初回のクラファン後に、別のプラットフォームで再度クラファンを実施することです。
クラファンサイトによっては日本で初めての販売でないと実施させてくれないところがありますので、そういったところで1回目のクラファンを実施し、2回目以降でも問題ないサイトで2回目のクラファンを行うことが出来ます。
2回目のクラファンをやるメリットとしては、再度商品ページを作ることなくクラファンがもう1度実施できるという点になります。
通常初回のクラファンでは2〜3週間ほどかけて商品ページを作成しますが、2回めのクラファンは1回目の商品ページをコピーして使い回すことが出来るので、それだけで再度クラファンが実施できるので、申請などの少しの手間で売上を追加することが出来ます。
初めてのクラファンではリターン終了してからおかわりをするなどして、プラットフォームの信頼度を得てからおかわりをしたほうが無難です。
ですが、1度リターンまで完了したら、次からは初回のクラファンサイトでのプロジェクト期間が終わった次の日から別サイトで展開も可能です。
1回目で売れた商品であれば、おかわりクラファンをやって更に売上を伸ばすのは効率がいいです。
1回目で売れなかったものは2回めももちろん売れない可能性が高いので、MOQや手間などと相談して実施するのが良いかと思います。
取り扱い終了
今まで見てきたように、クラファンで成功しても一般販売で難しい場合もありますし、
そもそもクラファンで全然売れなかった。。。
というパターンもありえます。
そんなときな無理に一般販売まで展開する必要はありません。
その商品の取り扱いを終了して、次の商品を探しましょう。
理想としてはクラファンして、その後も一般販売で長く独占的にたくさん売ることだと思います。
ですが、こちらもそう簡単ではなく、商品にあったプラットフォームや、商品販売のための広告をかけないと一般販売は難しかったりしますので、これは絶対売れる!
という商品でなければ無理に展開をする必要はありません。
次の商品に取り組むべきか、一般販売行くべきか、よく考えて展開してみて下さい。
まとめ
クラファンはプロジェクト終了後にいろいろな選択肢があるのが分かっていただけましたでしょうか?
一番の理想はクラファンで成功して、色々な会社の目に止まり、声かがかかることだと思います。
自分で販売していくのも良いのですが、自分で販売していく場合、商品ページの再作成、キーワードの選定、SNSや広告などを展開し、自社で集客するための施策が必要、と、
かなりのリソースが必要になります。
商品を卸すことが出来れば、そういった手間ひまのかかる部分をある意味「外注化」して出来るようなものです。
だとすると、そのように展開できたほうが自分1人でやっていくとしたら効率がいいですよね。
もし自社で流通の仕組みや、ネットショップを展開していて新製品でも広める準備はできている、とかであれば自社で展開しても以下もしれませんが、、
なかなかそんな状況が揃っている方は少ないと思います。
また、僕ではありませんが、聞いた話によると、運が良ければ、大手の〇〇カメラや、〇〇キ・ホーテなどから声がかかることもあるようです。もしくは、展示会に出店して興味を持ってくれる小売や卸会社と繋がりを作ったりするのもアリかと思います。
というか、通常はこちらの手順かと思いますので、良い商品が契約できたときは僕も展示会にチャレンジしてみたいと思っています。
大きなところから声がかかると、1回の取引で億とか行くこともあるようです。。
夢しかない。。。。
クラファンをし続けるのもいいですが、より少ない手間で稼げるようこういった販路を広めていことにも力を入れていったほうが、どんどん手間が減っていきます。
プロジェクト終了後はどう展開しようか?
ぜひ、こちらの記事を参考に考えてみてくださいね。
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