子育て

シンパパ歴6年。僕はこうやって子育てが辛い、という時を乗り越えてきた

こんにちは、渡辺です!

今日で娘は2年生最後の登校になります。

4月からは3年生。本当に大きく育ってくれました。
今ではしっかりと大きくなり、自分のことをある程度自分でできるようになったり、手伝いもしてくれるようになり、だいぶ手がかからなくなりました。

ですが、少し前の小さい時というのは本当に大変でした。うまく行かないことばかりで、子育てが辛く感じることが何回もありました。子育ての悩みって多岐にわたりますよね。

  • 言うことを聞かない
  • 何がしたいのかがわからない
  • 子供が騒いで周りが気になる
  • パートナーの理解

などなど、子育てに関する悩みというのはたくさんあります。

こういった直接的なこと以外にも、間接的な悩みもあります。
僕はシングルでしたので、子供との関係を維持するのが本当に大変でした。
家事、仕事、育児。すべて完璧にやろうとすると、どうしても育児に手が回らない。

家事をしているときに子供が話しかけてこようものなら後にしてほしくて、イライラ。
そして、きちんと子供の相手をできていないことにイライラ。もうイライラの連鎖なんです。

多分僕が男性だから、というのもあると思います。
男性ってマルチタスクに向いてないので、何かをしてるときに話しかけられても聞けないんですよね。


その点、女性は話聞きながら家事とか出来るからスゴい。

そして、子育てにはお金がかかります。洋服なんかはすぐに着れなくなるし、おむつだって定期的に買う必要があります。
おもちゃも買ってあげたいし、習い事だってさせてあげたい。

ときには親から

「あーしたほうがよい」
「こーしたほうがよい」

冷静なときなら、そうだね〜とか流せたりきちんと聞けたりするんですが、イライラしてるときは

「普段のこと知らないくせに口出すな!」
「そのくらい大丈夫でしょ!心配しすぎ!」

とか思ったり。

パパって独特じゃないですか、保育園迎えに行く人なんてほとんどいないし(地域によるのかな?)。
ほとんどの家庭はママが迎えに来ていて、井戸端会議してるわけです。そこに入れもしないし、パパいてもパパ同士ってほぼ会話ないですし(笑)

「子供が〇〇ちゃんとお休みの日遊びたい!」

と言ってきても、その子の親と話す機会ないし、他の子のママと連絡先交換していいのか?
みたいに変に勘ぐってしまったり。。。

このように、辛いことっていうのはたくさんありました。
そこで、この記事ではこのつらい状況をどう乗り越えてきたのか?経験談をもとに書いていきたいと思います!

子育てがつらい!と感じる割合

僕が確認した子育て口コミ情報サイトでは

引用元:Combi Town https://www.combibaby.com/c/1438/

このように、実に90%近くの人が子育てについて辛いと感じたことがあるようです。

つまり、もしあなたが子育てが辛いと感じたことがある場合、それは多くの人が感じることなので、自分だけとは思わなくて大丈夫なのです。

自分の人生だけでも苦労してきたのに、もう1人の人生も背負って生きていくのは大変なことです。辛いと感じるのは当たり前のことなんです。

辛いと感じる理由

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僕は子育て中がずっと辛いわけではありません。
おそらくほとんどの方も子育てをしていて、生まれてから良いことなんて1回もなかった。なんて人はいないと思います。

でも、どうしても良い面より悪い面て記憶に残りやすいんですよね。
そのため、気がつくといい面を思い返せず、出てくるのは辛い面ばかり。では、どういった理由で辛いと感じるのでしょうか?

理由1:子供が思い通りにしてくれない

朝急いでいるとき、子供が全然思い通りに動いてくれない。ちょっと目を離すと危ないことをするので、目を離せない。欲しい物が手に入るまで駄々をこねる、泣き続ける。

などなど、子供が「こうしてほしい!」と思っていることに従ってくれないと、自分のペースが保てず、段々とそれがストレスになってきます。

理由2:子供が何を望んでいるのかがわからない

子供が一度泣き出してパニックになると、何を言っても理解してくれません。聞いても泣いてるだけで、何を欲しているのかがわかりません。

なので対処のしようもなく、何もできないけど、泣き続ける、という状況に「もうどうしたらいいの!?」とイライラしますよね。


理由3:自分の時間が取れない

特に目が話せない時期だと、少し目を離しただけで何をするかわかりません。また、気分転換に出かけようとしても、基本的には一緒に行動になります。

たまには1人で買い物、友達とランチ、なんかも気軽に行けなかったりすると、段々とやりたいことができずにストレスが溜まってきます。

理由4:周りの目が気になる

昔と違って子供がいるから周りの人に気を使ってもらえる、ということはありません。ときには子供がうるさいと近くにいる人に怒られたり、子供がギャン泣きすると、周りに迷惑がかかっているとパニックになり、その場を立ち去らなければならなかったり。

周りの人に迷惑がかかるのではと、必要以上に気にしてしまうことにも疲れます。

理由5:パートナーが理解してくれない

今でこそ子育てをきちんと夫婦で行う家庭は増えてきましたが、まだまだ非協力的なパートナーもいます。そうなると一人で家事育児をこなさなければなりません。

また、もし働きに出ているとしたら、そこに仕事も加わってきて、ワンオペ育児に苦しむ方も多いようです。

共通して辛いと感じる理由は、「自分の思い通りにいかないこと」だと思います。
自分のことでさえ、なにかうまく行かないことがあると気分て落ち込みますよね。

それが自分ではない外的要因(こども)によって引き起こされてしまい、自分のハンドリングの効かないのが、余計にもどかしいですよね。

そんな状況ではどうしてもストレスに感じてしまうと思います。では、どういう人が辛いと感じやすいのか??
こんな人だと思っていますよ。

辛いと感じやすい人

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辛いと感じやすいのはこの3パターンだと思います。

  • 完璧主義
  • 他の人に頼らない、頼れない
  • 余裕がない

完璧主義

もちろんその人自身の時間の余裕やこだわりなどによるとは思うのですが、全部完璧にこなそうとすると負荷がかかってくるので辛くなります。

僕も最初は家事をきっちりやろう、ご飯もしっかり作ろう、と思い、全部を頑張っていました。でも特に1人だったので、時間もないので、常にフルスピードでこなしていく必要があり、全部やっていると段々疲れてくるんですよ。

この頃は家の中でめちゃくちゃバタバタ動いていたと思います(笑)そして、その忙しさを感じて、子供は自分がかまってもらえないと思い、余計構ってもらいに来たり。

それで後にして、と子供にあたったり、完璧にこなそうとすると何かを犠牲にすることで完璧にやれている状態なんだと思います。

他の人に頼らない、頼れない

環境にもよりますが、他の人に頼ることが出来ないと、負担が全て自分にかかってくるので、ストレスを感じやすくなります。

僕は割と人に頼りたがりなので、すぐに頼ります(笑)ので、頼れなくて辛い、ということはなかったのですが、他の人に頼るのは悪い、とか、その家庭の方針だったりとか、頼らない理由はあると思います。

ですが、離婚したての頃は頼れる人がいなかったので、相当辛かったです。近くに頼れる人がいなかったので、仕事のために子供を預けるのも遠くまで行き、夜仕事が終わってから遠くに迎えに行き、遅くに帰ってきてから、家事などをこなすともう深夜。

誰も頼れずにすべてをこなしていると、休む暇もありません。そうなると段々と疲弊してきて、体力が落ちてきて、子育ても辛い、と感じるようになります。

余裕がない

気持ちに余裕がないと、周りが見えません。
余裕がないと思考が停止していまいます。

例えば、気づいたらハチが右頬の横にブーンと飛んできたときに、冷静になんかなれないですよね?

「ハチはこういう習性だからこう対処するのがいいだろう、だから次はこういう対処をして・・・」

なんて考えられないですよね?

「うわうわうわ!!どうしようどうしよう、お願い、あっち行って!ふぅーやっと行った・・・あぁ、またこっちにきたきたきたーーーー」

と、小学生と変わらない思考力になります。

あれもしなきゃ、これもしなきゃ、と、やることに追われていると問題に向き合う時間が取れないので、解決方法をいつまで経っても考えることができません。

そして、問題解決をいつまでも先延ばしにしてると、常に頭がいっぱいなので、余裕が持てず、余裕が持てないことが辛いのですが、その余裕が持てない一因である子育てが辛い、と繋がってしまうんですよね。

子育てが辛い・・・と感じたときの対処法!

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僕が子育てに疲れた時にする対処法です。

  1. 時間を作る
  2. 散歩する
  3. 頭を整理する
  4. 頼れる人を作る

1.時間を作る

リフレッシュの時間、問題に向き合う時間、時間を持って余裕を持つ。とにかく自分の時間を作ることです。

僕の経験ですが、子供中心で自分を優先できていないことが一番ストレスになり、辛いと感じることになっていると思いました。

子供を育てるのはあなたです。自分のことも十分にコントロールできていないのに、子供をコントロールできるわけがないですよね。

僕も完璧に全てをこなすのをやめました。ご飯は自分で作らなきゃ、と思っていましたが、ヨシケイ(食材宅配サービス)にして、夕飯の買い物をやめたり、ときにはコンビニでの夕飯だったりもします。

人によってはコンビニのご飯とか可愛そう、とかいう人もいると思いますが、そんなのフルシカトで大丈夫。無理をしてあなたが倒れたら、それこそ子供の世話をする人がいなくなります。人の価値観を取り入れるかどうかはあなた次第。価値観なんてそれぞれなので、押し付けられる筋合いはありません。

またあなたに余裕が出てきたら出来ることを出来る範囲でやればいいと思います。

散歩する

子供が少しの時間くらいなら留守番できる年齢なら、1人で少し散歩をするのが効果的です。

イライラしているときって家の中が悪い空気になってます。そんな空気を吸っていても気分が上向いてはきません
散歩に出ると、外の清々しい空気を吸うことが出来ます。

風のにおい、鳥のさえずり、小川のせせらぎ(うちは目の前が川)、ポカポカ太陽の暖かさ、など、家の中では感じられない空気を五感で感じるだけでもだいぶ気持ちが晴れてきます。

そうすると、今まで感じていたイライラもなんでこんなことでイライラしていたんだろう?とちっぽけなことに感じる事ができます。

即効性のある気分転換として散歩はおすすめです。

3.頭を整理する

なかなかやる機会が無いと思いますが、自分の感じていることや、今取り組んでいることなどを紙に書き出してみます。

僕がよくやるのは現在やっていることを書き出すことです。

そして、これは本当にやる必要があるのか?代替方法は無いのか?などを考えていきます。
そうすることで自分のやることを減らしたり、今なにか悩みがあるならその解決法になりそうなものを書き出していきます。

それが有効かどうかは考えず、どうしたら解消できるかをとりあえず、バーっと思いつくままに書き出していきます。
そして、それを出来そうなことから取り組んでみます。

「時間を作る」の対策でも出したことですが、ヨシケイなんかも、悩みがどうすれば解消するか考えた結果、たどり着いた1つの答えでした。

僕は夕飯を作ることがすごくストレスでした。作ることは嫌いではないのですが、毎日何を作るのか考えて、買い物に行って作って、となると1時間とかかかります。食べ終わるまででトータル1時間半くらい。

当時は住んでいる家の横がスーパーだったので、買い物にはそんなに時間がかからないのですが、それでも行って帰ってくると、なんだかんだ20分くらいはかかります。


その前に、今日は何作ろう、、、と考えるだけでも数十分時間が経っています。

そして、帰ってきて作る、食べるとなると、それだけで、毎日1時間半くらいは夕飯に時間をかけていました。そこで、ヨシケイにすると、決まった食材を持ってきてくれて、それを調理するだけ。時間も20分程でできる内容です。

ヨシケイにして、夕食にかける時間が半分になりました。つまり、1日45分も余裕が生まれました。45分も時間が取れるだけでかなり心に余裕が生まれました。

頭を整理したことで、悩みを解決する方法が探すことができたし、解決することが出来ました

4.頼れる人を作る

僕の場合は離婚していましたので、元嫁のおじいちゃんおばあちゃんに娘を見てもらうことがありました。

フリーランスなので、土日にセミナー等へ参加することもありました。そんな時に子供を見ててもらうことが出来ました。

あなたに奥さん、旦那さんがまだいるなら(まだいるなら?)一番の頼れるパートナーであるはずです。
生活スタイルによっては頼るのが難しいかもしれませんが、まずは話をしてみるのがいいと思います。

どうせ無理だろうと頭から思うのではなく、子育ては二人の問題なので、頭を整理して、こう考えてるんだけどどうかな?
提案をしてみるといいと思います。

パートナーだけでなく、ママ友なんかも頼れる人がいると心強いですよね。

冒頭で連絡先交換していいのか?と書いていましたが、保育園や学校って何年も通うので、段々と子供の中の良い子の親は顔見知りになり、お休みの日遊びたい、などの流れで連絡先を交換しました。

僕はたまたま子供の仲良い子のママが休みの日に面倒を見てくれたりしたので、その間に多少リフレッシュ出来たりしました。

もちろん、逆に僕が預かることもありました。

お昼ごはんにインドカレー屋に連れて行ったら娘からも娘の友達からもめちゃくちゃ不評でした。。なので、子供連れて行くならマックやガストあたりの定番のお店がオススメです。あー、ナンが食べたくなってきた。(現在12:42)けど、今日は子供が春休みなので、我慢。。

まとめ

子育てが辛い!と感じるのは普通のことです。辛いと感じるから子育てが楽しくない、というのとは違います。

自分の思い通りにならないことが多く、自分の時間も取れないので、ストレスが溜まりやすく、辛いと感じやすいのです。

しっかりと今ある問題に向き合い対処することで、今よりも状況を良くすることが出来ます。
今がベストと思わず、時間を確保して、今の問題が解決する方法がないのかを考えてみてください。

大変なこともいっぱいあるんですけど、子供って面白いですよね。心に余裕があると、こどもときちんと向き合うことが出来、子供と関わるその瞬間を楽しむことが出来たり、成長の喜びを感じることが出来ます。

辛いと感じたら、気持ちに余裕がない証拠。

気持ちに余裕を持つためにしっかりと対処して、親子共々楽しい思い出を多く共有したいですね!

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