こんばんは、渡辺です。
前回の記事で、2週間で商品が完売してしまった方法についてお伝えしました。
今回はその商品を見つけた方法について解説していこうと思います。
どんな売れ具合だったのかは前回の記事を確認してみてください。
まず、Amazonの販売ですが、出せば売れるものではない、というのがちょっと怖いところなので、まずはリサーチをするのが大事です。
ただ、メーカー商品を販売するとなると、MOQもOEMほど多くないので、そこまで徹底的にリサーチしなくてもいいのかなと感じます。(もちろんするにこしたことはない)
出品までの流れとしては、
- リサーチ
- 仕入先発掘
- 仕入先確保
- 商品ページ作成
- 出品
という流れです。全部書くとかなり長くなるので、この記事ではリサーチと、仕入先の確保までを書いていきます。
続きはまたいつか書こうと思います。
リサーチ
まずリサーチですが、大事になってくるのは
- 検索ボリューム
- ライバルの数
です。
検索ボリューム
検索ボリュームというのはAmazonで検索されているか?(需要があるか?)で、
ライバルの数というのは、検索ワードに対して、どのくらいの商品数がヒットするか、です。
僕が目安にしたのは、検索ボリュームが月に1万程度の検索ワードです。
ここで注意したいのが、検索ワードは1つだけではないということです。
例えば、iPhoneの保護フィルムを検索するときって
「iPhone 保護フィルム」
で検索をする人もいれば
「iPhone フィルム」
で検索をする人もいれば
「iPhone14 保護フィルム」
と、より詳細なiPhoneを指定して検索する人もいます。
つまり、商品によっては、狙いたいワードは1つではなく、ある程度の検索ボリュームをいくつか持っている場合があります。
そういった場合には、合わせて1万程度(超える)ようなワードを探しました。
では、どのように検索ボリュームを調べたかというと、OEMをする人なら必須のツールであろう、Sellerspriteです。
これで検索ボリュームの範囲を決めてそのくらいのボリュームの検索ワードを調べることができます。例えば、
「8000〜12000」
のような形で検索すると条件に当てはまる検索ワード一覧が表示されます。
これで、Amazonで検索されているワードがわかります。
ライバルの数
そして、ここに検索ワードごとに「商品数」が表示されます。
1番上のものだと712、2番めのものが319です。
つまり、これがライバルの数、ということになります。
ライバルは多いほうがいいか、少ないほうがいいか、
となると、もちろん少ないほうがいいですよね。
ということで、僕はライバルが2000以下のものを探しました。
このライバル数もSellerspriteの検索条件設定で、商品数のフィルタを掛けることができるので、2000に設定すれば2000以下のものしか表示されません。
このライバル数は探している検索ボリュームやライバルの強さによって変えていいと思いますので、あくまでも僕の場合の参考数値と思ってください。
このように条件を設定することで、需要があるが、ライバルが少なく、入っていく余地のある検索ワードを探すことができます。
この条件で探してみて、気になった、輸入できそうなワードを見つけます。
検索ワードですが、一般ワードでないとダメですよ?
極端な例ですが、iPhoneの保護フィルムなら一般的にいろいろな会社が作っていますが、
「iPhone本体」となると、それは固有のものになるので、それしか存在しません。そのため、ライバルはいなくなりますが、他社が作っているiPhoneはありませんから、他社を探すこともできませんし、ライバルの数は極端に減りますが、商品を仕入れる、もしくは独占で販売するのは難しくなります。
検索の例ですが、例えば
テント 1人用だと検索ボリュームが「11,972」、ライバルが「4,463」です。
このように見ていきます。あとは、「49」が売れている数なので、「0.41%」が購入される確率(転換率)になります。ここが1%以上のものを探しました。
仕入先の発掘
他にテント 1人用の意味になるような検索ワードを考えてみて、それらを合計して、こういった数字が基準をクリアしたら、その検索ワードを他の国で探します。海外のAmazonでもいいですし、Amazon以外でもいいと思います。
このように商品を探して、セラー情報を見て、連絡をしていきます。Amazonで見ると中国セラーが大半なので、その国のセラーを探すといいです。
Sellersprite上で検索すると検索結果画面にセラーの国情報も出てくるので、そちらで探すのがおすすめです。
あとは、ひたすら取引できそうな商品を探し、メーカーに連絡をとっていく、という流れになります。
こちらもクラファンと変わらず、商品が見つかったからあとはやりとりするだけ、とは行かず、基本返事がありませんw
なので、根気よく連絡し続ける必要はあると思います。
つながることができるメーカーを見つけたらあとは仕入れ価格ですね。商品が良かったり、ページの出来が良ければある程度高くても売れます。
ですが、新規商品でレビューもなく、相場の倍くらいでないと出品できない、とかなると厳しくなると思うので、相場に近い価格で出品して利益が出せるかどうかを確認しましょう。
もし難しいなら価格の交渉をして、無理なら別のメーカーを探すという感じです。
けっして楽な作業ではありませんが、すでにライバルが山のようにいる相乗り商品をリサーチし続けるより、長いスパンで見ればかなり楽になります。
今月まだ6日しか経っていませんが、先月しっかり売れたおかげで狙っていた検索ワードでSEO最高2位まで上がってきました。
そして売れてきたので、価格を上げましたが、価格を上げても売れています。
もともと利益率37%でしたが、価格を上げて42%になりました。
相乗りしていたら価格を上げることなんてほぼありませんよね。下げるほうが多く、利益率は下落の一方です。
ということで、少し時間はかかりますが、ページを育てていくとかなりいい感じになるので、次の展開を目指したい人はぜひチャレンジしてみていただきたいと思います。
この先の内容についてはまた更新できたらと思います。
それでは!